あらかじめ歴史を調べるため八代市鏡町支所に行きました。
ロビーの立派なタイルのレリーフに驚きました。(幅約5m×高約3m)
支所の方に「これは何の絵ですか?」
支所の方「さぁ、なんですかねぇ?」 ですって! (゚△゚;ノ)ノ
椅子で一部隠れていたので支所の方に手伝ってもらい全容がわかりました。

「新地汐止めの図」


当時の原画があるはずだと思い県立図書館で調べました。
ありました。 「親と子のふるさと干拓史」 (鏡町教育委員会) です。

絵を描いた方の 「力を合わせてこんなに凄いことをしたんだぞ~ぉ!」 と伝えたい情熱が感じられます。
機械はありません、みんな手作業です。
鏡町には昔から 「もや」 という言葉が使われて来ました。
「みんなですること」 「みんなでわけること」 「みんなのもの」 という意味です。
この干拓事業の経験から生まれた言葉なのでしょうね。
いい言葉ですね・・・・・会社経営につながります。



七百町新地開きの記録
1・総費用 86,400両 86億4千万円
2・総人夫 108,706人
3・栗石 17,800個
4・割石 450,000個
5・総土俵 888,000俵
小さな力でも協力しあうと、とてつもない仕事ができますね (^-^)/
* 詳細は県立図書館でお調べください。
T.OMO 200208
連空間デザイン研究所・游建築設計事務所・はじめギャラリーの社長ブログ